家族で旅行してきました②

お兄ちゃんは五能線の中では、少し居眠りをしましたが、ずっと地図を見ながら路線と駅を地図でたどっていました。熱心だなぁと思いました。
次の日は動物園へ行きました。観覧車、モノレール、列車に乗りました。妹ちゃんはメリーゴーランドがいいと言うので三人で乗ってもらいました。ペンギンを見たり、うさぎに触ったりすることができて楽しそうでした。妹ちゃんは観覧車が楽しかったと言って、そのあとで絵を描いてくれました。お兄ちゃんは角館駅でこまちが並ぶところを見ることができて嬉しそうにしていました。夜になって私が後で飲むと言って冷蔵庫にしまっていたビールを、妹ちゃんが取り出して私に手渡してくれようとしたのに、私が閉まっといてと言ってしまったのでとてもかわいそうなことをしてしまいました。でもそのあとで、ちゃんと渡してくれました。その時のビールを持った妹ちゃんは本当に愛らしかったです。
昨日は列車で天童まで行ってモンテディオ山形の試合を見ました。奥羽本線の中では妹ちゃんは昼寝をしていましたが、お兄ちゃんはずっと起きていて一番前で窓からの景色を見ていました。お兄ちゃんはそのあとで大曲駅のレールの絵を描いてくれましたが、ちゃんと分岐していて、さらに狭軌と標準軌を描いていたので、よく見ているなぁと感心しました。おそばを食べるときにお兄ちゃんが大きな声を出すので少し叱りましたが、そのあとはしっかりした行動をしていました。サッカーを見ているときは、これまでにはない元気のよさで、お兄ちゃんも妹ちゃんも飛びはねて応援していました。ところが妹ちゃんとお兄ちゃんの応援するチームが違っていたので、途中で妹ちゃんがお兄ちゃんを突き飛ばしてしまい、お兄ちゃんは一段下の座席に転落してしまいました。とてもびっくりしましたが、お兄ちゃんに大きなけががなくて胸をなでおろしました。試合が終わったあと、妹ちゃんは“おかやま、勝ってほしかった･･･”と涙ながらに訴えて、私から渡されたタオルをくわえながら涙をぬぐっていました。お兄ちゃんは秋という字を、千に二本線を引いて、火を書くと言っていました。なんとなくわかるような気がします。
そして今日は山形から奥羽本線、仙山線、そして東北新幹線と東海道山陽新幹線を乗り継いで帰ってきました。妹ちゃんは“みんな、はるちゃんのこと食べたい、言うなぁ、はるちゃん、かわいぃけんなぁ”と言っていました。お兄ちゃんは今朝、起きてすぐ鼻血を流していたのでびっくりしました。少し休んでもらっているうちに鼻血が止まってよかったです。お兄ちゃんは福島駅でやまびことつばさの連結のとき、私といっしょに見に来ると言いだしたので驚きました。昨日の冷蔵庫のオレンジジュースといい、山形ディオの応援の歌といい、ちゃんと自分の言ったことは覚えておいてほしいなと思いました。妹ちゃんは帰りの新幹線でおふざけが多かったので、私が腕をつねっておしおきをしました。ぐっと我慢して、怖い顔をしながら泣かずに頑張ったのは立派でした。
ともかく家族4人でいろいろな場所を訪れることができ、大勢の人たちに会って無事に帰ってくることができてよかったです。いつもホームを歩くときは、お兄ちゃんが妹ちゃんの手を握って、優しく手を引いてあげている様子がとても微笑ましかったです。明日からはまた元気に二人とも小学校と保育園に行ってほしいと思っています。

家族で旅してきました

今日まで5日間、家族4人で東北地方へ行きました。最初の新幹線で、妹ちゃんが“はるちゃん、もうすぐ4歳じゃけど、こわいからトイレ、ひとりで行けんのじゃ”と言うのがとてもかわいらしかったです。お兄ちゃんは行きの新幹線では途中の岐阜羽島のあたりで居眠りをしていましたが、それ以外はずっと窓から外を見ていたように思います。ただ、いつものお兄ちゃんよりもテンションは低めのように思いました。
二日目は弘前城を見ましたが、天守閣に入らずに帰ることにすると、妹ちゃんが“お城、入りたかった~”と言って泣くのがかわいらしかったです。妹ちゃんはずっとお兄ちゃんに手を取られて、なんとか我慢して帰ることができました。お兄ちゃんは五能線の列車の中で向かいに座った人がアイスクリームを食べる様子を、物欲しげにじっと見るのがとてもかわいらしかったです。