新聞記事と入学式

昨日、わたしがお兄ちゃんに読むようにと言った新聞記事があったのですが、お兄ちゃんはちゃんと読まずに放置していたので、厳しく叱りつけました。そして一緒に文章を読んで、難しい単語を一つずつ辞書を引きながら解説しました。早い段階でお兄ちゃんはわたしの怒りに触れたことに気がついたのか、涙を流しながら新聞の記事を朗読していましたが、まぁそのことがわかったのは立派なものだと思いました。はにかむにしてもアナライザーにしても、そして綿密ににしても、もう少し一つ一つの言葉を大切にしてその意味を意識しながら読むように心がけてほしいと思いました。今日になってわたしが、辞書を引くように、新聞を読むようにと紙に書いて渡すと、それまで饒舌に今日の入学式のことを話していたお兄ちゃんが急に黙り込んで落ち込むのには笑ってしまいましたが、少し厳しすぎたかなとも思っています。
今日は入学式だったのでお兄ちゃんは学校へ行きましたが、妹ちゃんはおばあさんの家で過ごしたようです。何もすることがないまま一日過ごしたあとで、お母さんが妹ちゃんに何もやっていないと怒っていました。お兄ちゃんは入学式で新しく入ってくる一年生と一緒に入場して、上級生の役割をしっかり果たしていたみたいです。そのあと塾とそろばんがあったのでお兄ちゃんは少し疲れ果てた様子でした。最後にはわたしと口を利かなくなり、鼻くそをわたしになすりつけて寝室へと上がっていきました。